美智子さま“園遊会”の取りやめに悲痛 「社交の場」に捧げる熱い思い



文/木下聡

秋の園遊会が中止

新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、天皇、皇后が主催する秋の園遊会が中止となった。園遊会は毎年春と秋の二回、赤坂御苑で行われる皇室の催しで、例年、各界の功労者など約2,000名が招かれている。

「昨年は、お代替わり行事が重なったため開催されず、2年連続で春、秋の園遊会が見送られたことになります」(皇室記者)

2018年秋の園遊会

園遊会は英国のガーデンパーティーを手本にしたと言われていて、1879年(明治12)、春の「観桜会」と秋の「観菊会」として行われたのを始まりにしている。

一時、日清戦争を挟んで中断されたものの、1895年に現在の園遊会という名称で復活し恒例行事となった。

会場には、宮内庁楽部による雅楽や吹奏楽が流れ、雅な雰囲気が漂う中、3時間ほどゆったりと歓談の機会が設けられる。

出席者は皇族方がお出ましになるまで、宮内庁大膳課が用意する逸品に舌鼓を打ちながら、季節の花々などを鑑賞するという次第になっているようだ。

園遊会で振る舞われる軽食は毎回ほぼ同じで、オードブル、サンドイッチ、お寿司、それに毎年大行列を作るのが、御料牧場で育てられた羊を使ったジンギスカンや焼鳥、ソーセージなどで、どれも絶品であるという。

皇室の宴会

さて、園遊会の他にも、皇室には様々な宴会がある。

例えば、国賓の接遇のための「宮中晩餐」。

皇居の宴会場で最も広い豊明殿(約280坪)で行われるもので、主催は天皇陛下。

出席者は皇太子・皇太子妃をはじめとする皇族方、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官ら三権の長を筆頭に、国務大臣やノーベル賞の受賞者など約130人ほどが招かれるのが通例となっている。

食事はフランス料理を基本とするが、昨年の即位の礼に伴う「饗宴の儀」では、和食を中心とした献立となった。

令和元年の「饗宴の儀」メニュー

基本的に、前席で食前酒、本席でスープ、魚料理、肉料理、サラダ、デザートなどが供されるが、賓客の宗教、健康、嗜好にも十分配慮がなされる。

この他に、公賓・公式実務訪問賓客への接遇としての「宮中午饗」、天皇誕生日の「宴会の儀」、茶会、お茶会などが年間予定にいくつも入ってくる。

日本を訪れる外国からの賓客や国内の功労者をもてなすことも、皇室の重要な役目となっているのだ。

パーティーの中止にお悲しみの美智子さま

現在、新型コロナウイルスの影響で、こういった皇室行事がいつ再開されるかの目処が立っていない。

これには、何よりも社交の場をお得意とする美智子さまもご心痛を極めておられるという。ある上皇関係者はこう話す。

「上皇陛下と美智子さまの退位後のご公務に関しては、随時精査し決めていくという方針でしたが、皇室内部の行事に関しては全てご出席されたいという美智子さまのご意向がありました。

しかし、この情勢でしばらくの間はそれも難しいでしょう。美智子さまは何よりも華やかな場を好まれますから、『早く、みなさんとお会いする機会が持ちたいです』と深くお悲しみです。

美智子さまの祈りが通じ、一日も早く事態が収束する日が訪れるとよいのですが…」(上皇関係者)



1 個のコメント

  • 『美智子さまは何よりも華やかな場を好まれますから、『早く、みなさんとお会いする機会が持ちたいです』と深くお悲しみです』
    既に引退した人が何を言っているのでしょうか
    皇后陛下より目立ってやろうとか、考えているのではないですか
    もう国民の前に姿を現さなくて結構ですから、高輪で静かに余生をお過ごし下さいませ

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